世界最速NURO光電話!ビジネスホンで使用できる?
インターネット光回線を利用した光電話は、通話料が安く音声品質も非常に高いためとても便利なサービスです。
世界最速の高速通信を売りにしているNURO光でも「NURO光でんわ」という名称で光でんわサービスを展開しています。インターネット同様、安い基本料金と高い品質により人気のサービスです。また、ソフトバンク携帯電話との通話を相互に無料で通話できるサービスもあります。
今回は、そのような魅力あふれるNURO光でんわをビジネスフォンとして利用できないか?についてまとめました。
参考にしていただけたら幸いです。
NURO光電話はビジネスフォンで利用できる?
NURO光でんわサービスの詳細や特色について案内します。
そして、ビジネスフォンとしてNURO光でんわが利用できるか否かについて検証します。
NURO光でんわ サービス概要
NURO光でんわはso-netが提供するインターネット光回線NURO光のIP電話サービスです。
NURO光のインターネット回線契約を契約する際にオプションとして申し込みをすることができ、基本使用料、通話量ともに割安で人気の高いサービスです。
サービス名 | NURO光 | NTTフレッツ光 | NTTアナログ |
---|---|---|---|
基本使用料 | 500円(関東) 300円(東海・北陸) |
500円~ | 1,700円 |
通話料 | 7.99円/3分 | 8~10.8円/3分 | 8.5円~/3分 |
さらに、ソフトバンクのホワイトコール24に申し込むことにより
- NURO光からの国内ソフトバンク携帯電話への通話がすべて24時間無料
- 登録したソフトバンク携帯電話からのNURO光などのIP電話への通話料が無料(提携先のみ)
といったメリットがあります。
NTTのアナログ回線との比較ではもちろんですが、フレッツ光と比較しても料金が安いことが確認できます。
NURO光でんわの特色
NURO光電話は、料金が非常に安く電話の音声品質も光回線なのでアナログ回線やISDN回線と比較すると非常に高品質です。
さらに、インターネット光回線のNURO光は世界最速の通信速度を誇っておりコスト面でも品質面でも非常に定評のある光回線です。
さらに
- 発信者通知ができる(IP電話、光電話の中には発信者通知のできない電話サービスもあります)
- NTTの電話帳に情報を掲載できる
- ナンバーポータビリティ制度を利用すれば、NTTで元々契約していた電話番号をそのまま使用できる
といったメリットもあります。
NURO光でんわはビジネスフォンとして利用できる?
料金が安くて品質が高いのであれば、オフィスのインフラを丸ごとNURO光にしてみては・・・と検討したくなるでしょう。
しかし、NURO光をビジネスフォンとして導入するには注意が必要です。
まず、NURO光がビジネスフォンに対応可能か否かを確認しなければなりません。NURO光でんわのホームページ<注意事項>の欄には以下のように記載されています。
・ホームテレホン、ビジネスホン
一部機種によっては使用できなくなる場合がありますので、予めご承知おきください。
ホームテレホンやビジネスホンの一部の機種では利用できないとあるのです。
万が一、NURO光契約後にビジネスフォンが使用できないなどの不具合があってサービスを利用できないときでも、NURO光を解約することはできません。
ビジネスフォンを購入しなおしたり、新たに電話設備を整えるといった場合には、高額な費用が発生してしまいます。
まず、大前提としてNURO光電話が使用できるか否かを絶対に、あらかじめ確認しましょう。
NURO光でんわはビジネスフォンには向いていない!?
NURO光でんわは以下の理由により、ビジネスフォンには向いていないといわれています。
- NURO光でんわは二つの番号を発番できない
通常、オフィスのビジネスホン電話機は内線と外線2つの番号で管理、運用されます。
二つの番号を発番できないということは、NURO光で契約した場合の電話機は内線の機能を利用できないということになります。
小規模のオフィスであれば、内線電話の代わりに外線電話で代用するなどの手段を取れないこともありませんが、ビジネスフォンの内線には、
- 外線とは異なる呼び出し音で周知することにより、電話の受け手は受話器を上げる前に内線であることを把握できる
- 電話回線が混みあっている際に、顧客からの電話(外線)を優先して受けるように意識できる
などの業務上のメリットもあります。
ビジネスフォンの内線機能が使用できないことは大きなデメリットとなるでしょう。
NURO光電話以外にビジネスフォンに適した光でんわは?
NURO光がビジネスフォンに向いていないとはいえ、高品質な音声や安い料金プランに大きな魅力を感じられる方も多いことでしょう。
NTTのフレッツやKDDIダイレクトを使用すれば、高品質でコストパフォーマンスの良い光でんわをビジネスのために利用できます。
NTTフレッツ・KDDIひかりダイレクト
結論からいえば、ビジネスフォンで利用しやすい光回線は2018年3月現在、NTTフレッツの回線のみです。
NTTのインターネット光回線であるフレッツ光ネクストに契約が条件になりますが、光電話のプランとして、以下のプランがあります。
- ひかり電話オフィスA・・・1~300回線向けサービス
- ひかり電話オフィス・・・2~8回線向けサービス
同じくKDDIにも同様の光でんわサービスがあります。
- KDDI光ダイレクト
- auひかりビジネス・・・小規模オフィス向けのプラン
オフィスのインターネット設備状況や、設備環境、事業の規模などにより推奨する光電話サービスは異なりますが、ビジネス利用に適した最適なプラン・設備を選択することによりコストが安く、品質の高い電話設備を設置できます。
ひかり電話に共通する注意点
光電話に共通する注意点があります。
- 光電話は、電源をコンセントから取るので停電時には電話の受発信ができない
- インターネット契約と同時でなければ契約できない
- ナンバーディスプレイや留守番電話サービスなど、従来は無料だったサービスが有料オプションになっていることが多い
- 「114」などの短縮ダイヤルで、利用できない番号がある
まとめ
高速通信で人気のNURO光が提供している、NURO光でんわについてまとめました。
基本料金の安さやソフトバンク携帯電話と相互に通話料が無料になるなどのメリットがありますが、一部ビジネスフォンは対応していないことから、契約にあたっては注意が必要です。
もし、ビジネスフォン子機が対応可能な機種だった場合でも、電話番号の発番が1つしかできないことから、内線を多用するビジネスフォンとしての使用には向いていないようです。
もし光電話に魅力を感じられている方は、NTTフレッツ光ネクストの「フレッツひかり電話オフィスA」やKDDIの「KDDI光ダイレクト」を検討してください。
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