セキュリティーを高める工夫
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オフィスのセキュリティーポリシーに合わせた運用
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セキュリティーポリシーは、情報セキュリティーの基本方針や対策基準といった、企業全体の情報セキュリティーに関する基本方針です。本機では、セキュリティーポリシーに関連する複数の設定を一括して設定することができます。セキュリティーポリシー設定の組み合わせには、次のような例があります。
情報漏洩を抑止したい
データの取り扱いかたに関する設定を強化し、情報漏えいを未然に防ぐには、次の項目にチェックマークを付けてください。
[ジョブ]

[印刷のポリシー]

[受信したジョブの即時印刷を禁止する]
[ストレージ]

[データの完全消去を強制する]
[インターフェイス]

[USBポリシー]

[USBデバイスとしての使用を禁止する]
[インターフェイス]

[USBポリシー]

[USB外部記憶デバイスの使用を禁止する]
[ジョブ]

[送受信のポリシー]

[アドレス帳に登録済みの宛先へのみ送信を許可する]
[ジョブ]

[送受信のポリシー]

[FAX番号の確認入力を強制する]
[ジョブ]

[送受信のポリシー]

[自動転送を禁止する]
認証機能を強化したい
パスワード設定やロックアウト設定を強化し、ユーザーのなりすましを防止するには、次の項目にチェックマークを付けてください。
[認証]

[パスワードの運用ポリシー]

[デフォルトパスワード使用時に警告を表示する]
[認証]

[パスワードの運用ポリシー]

[リモートアクセス時のデフォルトパスワードの使用を禁止する]
[認証]

[パスワードの設定ポリシー]

[パスワードの最小文字数を設定する]などの項目
[認証]

[ロックアウトのポリシー]

[ロックアウトを有効にする]
通信中のセキュリティーを高めたい
通信内容の盗聴や傍受などを防ぐため、証明書検証や暗号化を強化してセキュアな通信を行うには、次の項目にチェックマークを付けてください。
[ネットワーク]

[通信の運用ポリシー]

[SMB/WebDAVサーバー機能では署名を必ず検証する]などの項目
[鍵/証明書]

[弱い暗号の使用を禁止する]
使わないネットワークポートを閉じて不正アクセスを防ぎたい
ポートに関する複数の設定項目を一括管理し、ポート単位で効率的に設定するには、次の項目にチェックマークを付けてください。
[ネットワーク]

[ポートの利用ポリシー]

[LPDポートを制限する(ポート番号 : 515)]/[RAWポートを制限する(ポート番号 : 9100)]など全14項目
ユーザー管理を強化したい
不特定ユーザによるデバイスの利用を禁止し、監査ログを取ることで、セキュリティー監査を実施するには、次の項目にチェックマークを付けてください。
[認証]

[認証の運用ポリシー]

[ゲストユーザーのデバイス使用を禁止する]
[ログ]

[監査ログの記録を強制する]
[ログ]

[SNTPの設定を強制する]
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ユーザー管理で高いセキュリティーに
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認証によるアクセス制限を設けることにより、より高いセキュリティーレベルを保ち、効率的な運用ができます。また、ログを活用し、本機がどのように使用されているかを確認/分析することができます。
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使える機能をユーザーごとに制限
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ユーザーがプリントした文書を本機内部に強制的に留め置いて、プリントミスや出力紙の放置を防止できます。また、ユーザーが登録できる宛先や、使用できる送信機能を制限することができます。その他にも、ユーザーごとにさまざまな機能制限を設けることができます。
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文書流出を防ぐさまざまな機能
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文書の複製を防ぐジョブロック、文書に特定の文字や隠し文字を埋め込む地紋印字、PDFを暗号化してスキャン、文書に電子署名を付与して送信など、文書の流出を防ぐさまざまな機能があります。